1.「夜明け前」 2.島崎藤村(しまざき・とうそん) 3.昭和時代 4.a:木曾川 b:街道
※「夜明け前」は藤村の代表作の一つ。1929(昭和4)年4月から「中央公論」に連載されました。
※中仙道・馬籠宿本陣の当主・青山半蔵を中心に、幕末から維新期にかけての人間群像を描き出した大作です。
※主人公・青山半蔵のモデルは、藤村の父親・島崎正樹。旧家に生まれて国学を学び、維新後は官吏や飛騨水無神社宮司を務めるも憂国の思いが遂げられず、ついには発狂して座敷牢内で没するという波乱の人生を生きた人でした。
※画像は、馬籠宿の今昔です。
浮世絵は、渓斎英泉(けいさい・えいせん/1791~1848)作の「木曾街道 馬籠驛峠遠望之図」です。