2026-04-08

語彙力次第の漢字パズル***4月9日分解答・解説

 1)

(A)淡 
→淡交(たんこう)・淡雪(あわゆき)・枯淡(こたん)
※淡交:あっさりした交際。わだかまりのない君子の交わりを言います。
※「君子の交わりは淡きこと水のごとく、小人の交わりは甘きこと醴(あまざけ)のごとし」:立派な人物は水のようにさっぱりした付き合いをするが、そうでない人物は、甘酒のようなうまみを求めてしか付き合わない。利益で結びついた関係は信頼がおけない。中国の「荘子」にあります。「醴水(れいすい)の交わり」とも言われます。
※枯淡:人柄・性質などがあっさりしている、さっぱりしていること。用例「枯淡の境地」

(B) 殺 
→殺陣(たて)・殺到(さっとう)・黙殺(もくさつ) 
※殺陣:演劇・映画で、斬り合いや立ち回りの演技。その場面。
※黙殺:無視して取り合わないこと。

2)
(A) 東男に京女(あずまおとこにきょうおんな) 
男性は粋で気風のよい江戸の男、女性は優しくしとやかな京の女が良い。

(B) 石部金吉(いしべきんきち) 
きわめて実直で物堅い人。融通のきかない堅物の人。
用例「ギャンブルも酒もやらず、女性も近づけない。君って本当に石部金吉だネ」
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2026-04-06

間違えたくない言葉と表現***4月7日分解答・解説

 <1>×京都 →(不要) 

※「洛」自体に「京都」の意味があります。「洛北」は京都の北、「洛中」なら京都の市中。
 
<2>平凡な親がすぐれた子を生むことのたとえが「鳶(とび)が鷹(たか)を生む」。「あなたは平凡な人間だ」と言っていることにもなり、相手に対して失礼です。

<3>Aが正しい。
※「好物」の本来の意味は好きな食べ物や飲み物です。食べ物や飲み物以外のものの場合は、単に「好き」というのが適切です。

<4>〔忌諱(きき・きい)〕に触れる 
※用例「余計なことを言って、社長の忌諱に触れた」。本来の読みは「きき」。「きい」は慣用読みです。
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2026-04-04

漢字の迷い道***4月5日分解答・解説

 <漢字の読み書き>(一般)

(A) うらがなしい
(B) とみこうみ ※あっちを見たり、こっちを見たりすること。また、あちこち様子をうかがうこと。
(C) 気休め(×気安め)

<同音異義語>
 A)用件 B)要件
※用件:用事。
※要件:必要な事項、条件。

<どの字を使う?> 
 A)成らず B)生る C)成った
※生る:果実が生ずる。みのる。
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2026-04-02

和漢の知識***4月3日分解答・解説

 夏は朱色、秋は白色、冬は黒色です。

まとめて「青春(せいしゅん)・朱夏(しゅか)・白秋(はくしゅう)・玄冬(げんとう)」と覚えてください。
(注:玄は訓読みで「くろ」、黒色を意味します。玄人と書いて「くろうと」など)

※この「色」に関する概念は、元々は中国にあります。
各色は方位についても用いられ、それによると、東:青、西:白、南:朱、北:玄となります。

古代史に興味のある方はご存知でしょうが、奈良県・明日香にある高松塚古墳などの古墳の石室には東西南北の各方角を守護する「四神(神獣)」が描かれており、東:青龍(せいりゅう)、西:白虎(びゃっこ)、南:朱雀(すざく)、北:玄武(げんぶ)となっています。
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2026-03-31

使える四字熟語***4月1日分解答・解説

 (A) 一×手両得 →一挙両得(いっきょりょうとく)

※一つの事をして二つの利益を得ること。「一石二鳥」と同義です。

(B) 一衣×着水 →一衣帯水(いちいたいすい)
※「衣帯」とは帯のこと。ひとすじの帯のような、幅の狭い川や海。また、それを隔てて隣り合っていることを言います。

(C) 一字千×書 →一字千金(いちじせんきん)
※1.非常にすぐれている文章や筆跡。2.たとえようのない厚い恩恵。
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2026-03-28

語彙力次第の漢字パズル***3月29日分解答・解説

 (1) 従 

→従容(しょうよう)・服従(ふくじゅう)・盲従(もうじゅう)
※従容:ゆったりと落ち着いているさま。用例「従容として判決文を聞く」

(2) 難 
→難物(なんぶつ)・至難(しなん)・盗難(とうなん)
※難物:取り扱いにくい事物。扱いにくい人物。用例「部長はなかなかの難物。説得は容易じゃないよ」 
※至難:極めて難しいさま。

(3) 鑑 
→鑑札(かんさつ)・亀鑑(きかん)・名鑑(めいかん)
※鑑札:ある種の営業や行為に許可を与えたことを証するために行政庁が交付する証票。用例「犬に鑑札をつける」
※亀鑑:行動や判断の基準となるもの。手本。模範。用例「教育者の亀鑑ともいうべき人物」
※名鑑:同類の人や物の名を集めた書物。「日本刀名鑑」など。
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2026-03-26

間違えたくない言葉と表現***3月27日分解答・解説

 <1>年をとっても容色の衰えない女性をいいます。ただし、ニュアンスは「年をとっているけど美しい」でなく、「美しいけど年をとっている」です。年をとっていることにウェイトが置かれているので、褒めことばとしては使えません。

<2>Bが正しい。 
※若くて、将来が希望に満ちていることが「春秋に富む」です。お年寄りの過去を表現するものではありません。

<3>〔挙措(きょそ)〕を失う 
※用例「突然の悲報に接して挙措を失った」
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語彙力次第の漢字パズル***4月9日分解答・解説

  1) (A)淡  →淡交(たんこう)・淡雪(あわゆき)・枯淡(こたん) ※淡交:あっさりした交際。わだかまりのない君子の交わりを言います。 ※「君子の交わりは淡きこと水のごとく、小人の交わりは甘きこと醴(あまざけ)のごとし」:立派な人物は水のようにさっぱりした付き合いをするが...