2026-09-08

語彙力次第の漢字パズル***9月9日分解答・解説

  (A) ①神 ②名  ※答えは二通りあります。 
①→神主(かんぬし)・神代(かみよ)・氏神(うじがみ)
②→名主(なぬし/みょうしゅ/めいしゅ)・名代(なだい/みょうだい)・氏名(しめい)
※名主:「なぬし」と読めば、1.江戸時代、地方(じかた)三役の一。領主の下で村政を担当した村の長。主として関東での呼称で、関西では庄屋、東北では肝煎(きもいり)と称した。2.江戸時代、町役人の一。町奉行の支配のもと、町年寄の下で町政を担当した職。町名主。/「みょうしゅ」と読めば、平安後期から中世にかけての名田(みょうでん)所有者。/「めいしゅ」と読めば、すぐれた君主。名君。
※名代:「なだい」と読めば、名前を知られていること。評判の高いこと。また、そのさま。用例「江戸時代から続く名代の和菓子店」/「みょうだい」と読めば、ある人の代わりを務めること。また、その人。代理。用例「父の名代で参加する」

(B) 型 
→型番(かたばん)・類型(るいけい)・原型(げんけい)
※類型:1.似ている型。用例「類型の多い説話」2.幾つかのものに共通する基本的な性質や特徴。用例「犯罪を類型によって分類する」
※原型:もとの型。もとになる構造・構成をもつもの。用例「平城京の原型は長安である」/これに対し「原形」は、もとのすがた、形のことです。用例「砲撃を受けて原形をとどめない城」

(C) 息 
→息女(そくじょ)・息災(そくさい)・令息(れいそく)
※息災:病気をしないで、元気なこと。また、そのさま。用例「息災に暮らす」・「無病息災」
※令息:他人を敬って、その子息をいう語。

240814-02

 

2026-09-06

間違えたくない言葉と表現***9月7日分解答・解説

  <1> ×縦にしなかった →縦に振らなかった 
※承諾するのは「首を縦に振る」、拒絶するのは「首を横に振る」です。「縦にする」・「横にする」ではありません。 

<2> その人より世代が上の親族から受け継いだ資質、性格などを「***譲り」と言います。姉さんは同世代ですから、「***譲り」は使えません。
漱石の「坊ちゃん」の冒頭には「親譲りの無鉄砲で子供の時から損ばかりしている」と書かれていますよネ。

<3> A 
※「言わずもがな」には二通りの意味があります。
1.言う必要のないこと。むしろ言わない方がよいこと。問題文Aなどが用例です。
2.言うまでもなく。もちろん。用例としては「大人は言わずもがな、子供さえ知っている」などになります。

<4> 似て〔非なる〕 
※「にてひなる」と読みます。
用例「子供の主体性を尊重することと放任することとは似て非なるものだ」


240814-02

2026-09-04

漢字の迷い道***9月5日分解答・解説

  <漢字の読み書き>
(A) ふらち  ※不埒:1.道理にはずれていて、けしからぬこと。「不埒なやつ」・「不埒な振る舞い」 2.要領を得ないこと。
(B) ちゅうじょう(×ちゅうしょう) ※大将・少将は「たいしょう」・「しょうしょう」と濁りませんが・・・。
(C) 開け閉て
(D) 市井

<同音異義語>

(A) 友人の〔最期〕をみとる  
(B) 列の〔最後〕に並ぶ
※最期: 命の終わるとき。死にぎわ。

<どの字を使う?>
(A) 清濁〔併せ〕吞む 
(B) 調子を〔合わせる 
(C) 交通費を〔併せて〕支給 
(D) 力を〔合わせる 
※合わせる:一つにする。一致させる。
※併せる:別のものを並べて一緒に行う。

240814-02

2026-09-02

和漢の知識***9月3日分解答・解説

  A) × 
※正しくは「中秋の名月」です。人偏の付いた「仲秋」は陰暦8月のことをいいます。陰暦8月15日と日まで特定した名月なら、「中秋」と書かなければいけません。
※「仲」という漢字には「中間」の意味があります。陰暦では7月から9月までが「秋」ですから、中間の8月が「仲秋」になります。また7月は「孟秋」。「孟」には「はじめ」の意味があるからです。「孟」の逆の「すえ」を表すのが「季」です。ですから、9月は「季秋」と呼ばれます。
「孟・仲・季」は当然ながら他の季節にも使われます。春なら、1月が「孟春」、2月が「仲春」、3月が「季春」というように・・・。
現在では「孟」の代わりに「初」、「季」の代わりに「晩」を使い、「初冬・仲冬・晩冬」などと呼ぶのが一般的ですが、「孟・仲・季」を使うことも覚えておきましょう。 

B) 〇 
※里芋を供えたことから、こう呼ばれます。 

C) 〇 
※陰暦9月13日の月を、「栗名月」・「豆名月」といいます。また、「十三夜(じゅうさんや)」・「後(のち)の月」ともいいます。 

D) 〇 
※陰暦8月16日:「十六夜(いざよい)の月」、17日:「立待ち月」、18日:「居待ち月」、19日:「寝待ち月」、20日:「更(ふけ)待ち月」です。
(注1) 「十六夜(いざよい)の月」:「いざよう」はためらう、躊躇(ちゅうちょ)するの意味。月が出るのをためらっているように見えることから。
/「立待ち月」・「居待ち月」などは、日を追うごとに遅くなる月の出を待つ人の様子からできた呼称です。
(注2) 陰暦8月15日は今の暦でいつなのか?は年によって変わります。
今年の「中秋の名月」は9月29日とのことです。ただし、満月もこの日。※詳しく知りたいなら、国立天文台のサイトがお勧めです。→国立天文台サイト


240814-02

2026-08-31

使える四字熟語***9月1日分解答・解説

  (01)処女×走兎 →処女脱兎(しょじょだっと) 
※始めのうちは大したことのないように見せて相手を油断させ、後にものすごい勢いを発揮することのたとえ。
※「始めは処女のごとく、終わりは脱兎のごとく」という言い方でよく使われます。

(02)指鹿×呼馬 →指鹿為馬(しろくいば) 
※間違っていたり、理屈に合わないと理解していても、無理に押し通すこと。
※中国の秦の始皇帝の死後に、権力を得ようとした趙高(ちょうこう)は、二世皇帝に鹿を馬と言って献上しました。そのことに対して、何も言わなかった人や、それは馬だと言った人、鹿だと言った人がいましたが、趙高は鹿と言った人は全て処罰することにより、服従すべきは皇帝でなく自分であることを人々に分からせようとしたという故事から。

(03)×奥山幽谷 →深山幽谷(しんざんゆうこく) 
※人けがなく、ひっそりとした奥深い山や谷。 用例「深山幽谷に遊ぶ」

(04)人×足未踏 →人跡未踏(じんせきみとう)
※:人がまだ一度も入ったり通ったりしたことがないこと。 用例「人跡未踏の密林を探検する」

240814-02

2026-08-28

語彙力次第の漢字パズル***8月29日分解答・解説

  (A) 忘 
→忘我(ぼうが)・忘失(ぼうしつ)・健忘(けんぼう)
※忘我 :夢中になって、我を忘れること。用例「忘我の境に入(い)る」
※忘失 :1.すっかり忘れてしまうこと。2.忘れてなくすこと。

(B) 金 
→金運(きんうん)・金型(かながた)・裏金(うらがね)
※金型 :金属製の鋳型。また、プラスチック成型・プレス加工に用いる金属製の型。

(C) 延 
→延縄(はえなわ)・圧延(あつえん)・順延(じゅんえん)
※延縄 :釣り漁具の一。走る船から繰り出し、一時に広範囲の魚を捕る。マグロ・タラなどの漁に用いる。用例「延縄漁業」
※順延 :予定した期日を順繰りに延ばしてゆくこと。

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2026-08-26

間違えたくない言葉と表現***8月27日号解答・解説

  <1>
×はびこる →はばかる(憚る) 
※憎まれっ子世に憚る:人から憎まれるような人間のほうが、かえって世間では威勢をふるう。
「はばかる」には1.気がねする。遠慮する。2.幅をきかす。増長する。の二つの意味がありますが、この場合は2.の意味になります。(「はびこる」も似た意味ではありますが、慣用句としては「はばかる」を使わないといけません。)
 
<2>
さっぱりした性格を表現するのが「竹を割ったよう(な)」です。言動を表現するものではありません。

<3>
Bが正しい。
※「対岸の火事」とは、自分には関係がなく、なんの苦痛もないこと。
Aのように、他人の失敗を自分の戒めにするのは「他山の石」です。

<4>
〔風樹(ふうじゅ)〕の嘆
※風樹の悲しみ、風木の嘆、風木の悲しみ、とも言います。「孝行をしたい時には親はなし。墓に布団は着せられもせず」という表現もあります。

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語彙力次第の漢字パズル***9月9日分解答・解説

   (A) ①神 ②名  ※答えは二通りあります。  ①→神主(かんぬし)・神代(かみよ)・氏神(うじがみ) ②→名主(なぬし/みょうしゅ/めいしゅ)・名代(なだい/みょうだい)・氏名(しめい) ※名主:「なぬし」と読めば、1. 江戸時代、地方(じかた)三役 の一。領主の下で村...