2026-10-04

漢字の迷い道***10月5日分解答・解説

<漢字の読み書き>
(A)   そうこう ※二十四節気の一。10月23日ごろ。※牛肉などの「しもふり」は「霜降り」と書きます。
(B)   ついばむ
(C)   つぐむ
(D)   てらう ※自分の学識・才能・行為などを誇って、言葉や行動にちらつかせる。ひけらかす。用例「奇を衒う」
(E)  区々

<同音異義語>
(A)   電力の〔需用〕者 ※需用:入用であること。用いること。
(B)  〔需要〕と供給 ※需要:要求すること。必要とすること。

<どの字を使う?>
(A)小〔躍り〕する 
(B)階段の〔踊り〕場  
(C)甘言に〔踊ら〕される 
(D)胸が〔躍る〕思い
※踊る :リズムに合わせて体を動かす。操られる。
※躍る :心が弾む。跳び上がる。

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2026-10-02

和漢の知識***10月3日(その2)分解答・解説

小泉八雲(こいずみ・やくも/別名:ラフカディオ・ハーン) 

肖像Bはモース、Cはフェノロサ。

モースは大森貝塚の発見で日本の考古学に、フェノロサは日本美術の再発見・再認識に大きく貢献した、「お雇い外国人学者」として知られる人物です。

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1850年~1904(明治37)年 英文学者・作家。ギリシャ生れ。

父がアイルランド出身であったことから英国籍となる。英仏でカトリック教育を受けた後、米に移民する。

ジャーナリスト時代に読んだ「古事記」(英訳)で日本への関心を深め、1890(明治23)年に来日。松江の中学校や熊本の第五高等学校で英語教師を務めた後、1896(明治29)年から(東京)帝国大学で英文学を講義。1903(明治36)年に帝国大学を解雇(後任は夏目漱石)された後は早稲田大学で教鞭を執るも、翌年に心臓発作で死亡。

この間、1891(明治24)年には松江の士族の娘・セツと結婚し、1896(明治29)年には日本に帰化をしている。

日本人の風俗、習慣、伝説、信仰など日常生活を見聞した体験に基づいた日本研究を深め、日本のありのままの姿を欧米に伝えた功績は大きい。また妻・セツの語る日本の民話・伝説を題材にした著作は今にいたるも日本で広く読まれている。

代表的著作、「知られぬ日本の面影」、「東の国から」、「心」、「神国日本」、「怪談」など。

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※八雲は16歳の時に左目を失明。白濁した左目を嫌った八雲は、顔の右半分のみ、あるいは両目とも閉じた顔でしか写真を撮らなかったようです。

※古事記の英訳 :バジル・ホール・チェンバレンというイギリス人がいました。明治のお雇い外国人の一人です。1873(明治6)年から1911(明治44)年までの40年弱を海軍兵学寮や帝国大学の教師として送り、その間日本の研究と海外への紹介に大きな功績を残しました。

和歌や俳句、能などその研究対象は広範囲に及んでいます。1882(明治15)年に「古事記」の英語訳を完成。来日後の八雲が親しく交わった人物の一人です。  

※帝国大学での八雲・漱石の交代人事は、高給取りのお雇い外国人教師(八雲は月俸450円)を洋行帰りの国産教師(漱石は年俸800円)に替えることで、大学が経費削減を図ったというのが理由のひとつであったようです。八雲の月俸をそのまま12倍しても5400円。実に漱石の7倍ですネ。

※小泉八雲が教壇に立った学校は、松江中学→第五高等学校→(東京)帝国大学。夏目漱石の同じくそれは、松山中学→第五高等学校→(東京)帝国大学。なんと、「江」と「山」の違いだけ!

また、八雲は帝国大学において人気があり生徒に慕われていたそうで、その分後任の漱石は当初は学生から不人気だったといわれています。


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和漢の知識***10月3日(その1)分解答・解説

1.萩(はぎ)・薄(すすき)・葛(くず)・撫子(なでしこ)・女郎花(おみなえし)・藤袴(ふじばかま)・桔梗(ききょう)

以上が、「秋の七草」といわれるものです。

2.「万葉集」に収められた山上憶良の2首の歌、
・秋の野に 咲きたる花を 指(および)折り かき数(かぞ)ふれば 七種(ななくさ)の花
・萩の花 尾花 葛花 撫子の花 女郎花 また藤袴 朝貌の花
が始まりとされています。
最初に、「秋の野に咲いている草花を指折り数えると7種類ある」と詠み、次にその7種の花を列挙しています。
朝貌(あさがお)は、現在では桔梗(ききょう)のことであるとするのが定説です。

※春の七草が七草粥にして無病息災を祈るものに対し、秋の七草は基本的にはその美しさを鑑賞して楽しむものですが、薬用などに用いるものも次の通りあります。
・葛 :葛湯や葛餅などで食用にする他、その根「葛根(かっこん)」が風邪などに効くことはご承知ですね。
・女郎花 :解毒・鎮痛・利尿などの効用があります。
・藤袴 :香りが良いため、香水に用いることがあります。
・桔梗 :痰や咳の薬として用いられています。

※撫子は、古くから女性の心を引き付ける花であったようで、清少納言は「枕草子」70段で草花について書く中、「草の花は、なでしこ、唐(から)のは更なり、大和(やまと)のもいとめでたし」と、最初に挙げています。

※「秋の七草」の覚え方です。覚えやすい方法でどうぞ。
A)「七五調」で覚える。
ハギ・キキョウ/クズ・フジバカマ/オミナエシ/オバナ・ナデシコ/秋の七草
B)「語呂合わせ」で覚える。
おすきなふくは?(お好きな服は?)
(お:オミナエシ/す:ススキ/き:キキョウ/な:ナデシコ/ふ:フジバカマ/く:クズ/は:ハギ)


100202

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2026-09-30

使える四字熟語***10月1日分解答・解説

(A)漱石×沈流 →漱石枕流(そうせきちんりゅう) 
※負け惜しみの強いことのたとえ。また、屁(へ)理屈をつけて言い逃れることのたとえです。
晋(しん)の孫楚(そんそ)が「石に枕し流れに漱ぐ」というべきところを「石に漱ぎ流れに枕す」と誤り、「石に漱ぐ」とは歯を磨くため、「流れに枕す」とは耳を洗うためだとこじつけたという中国の故事によります。
「石(いし)に漱(くちすす)ぎ流(なが)れに枕(まくら)す」と訓読みすることも多くあります。
夏目漱石も、自身の性格を考えてこれをペンネームにしたのでしょう。
なお、元の「枕石漱流(ちんせきそうりゅう)/石に枕し、流れに漱ぐ」は、自然の中で生きるさまを言ったものです。

(B)×卒先垂範 →率先垂範(そっせんすいはん) 
※人の先頭に立ち物事を行い、模範を示すことを言います。用例「率先垂範で事故の処理に当たる」
「卒」には終わる・終えるの意味があり、「率」には率(ひき)いるの意味があります。音読みではどちらも「そつ」ですが。

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2026-09-28

語彙力次第の漢字パズル***9月29日分解答・解説

  (A) 間 

→間者(かんじゃ)・間食(かんしょく)・巷間(こうかん)
※間者:敵方の様子を探る者。間諜(かんちよう)。スパイ。
※巷間:ちまた。世間。用例「巷間のうわさ」・「巷間伝えるところによれば…」

(B) 景 
→景品(けいひん)・景気(けいき)・絶景(ぜっけい)

(C) 能 
→能吏(のうり)・能面(のうめん)・異能(いのう)
※能吏:有能な官吏。
※異能:人よりすぐれた才能。一風変わった独特な能力。用例「異能の人物」

240814-02





2026-09-26

間違えたくない言葉と表現***9月27日分解答・解説

  <1> ×身 →腕 
※身に覚えがある:自分自身でたしかにそのことをしたという覚えがある。
※腕に覚えがある:自分の腕前・力量に自信をもっている。 

<2> 「音沙汰(おとさた)」は「便り・連絡」の意味ですが、肯定形では使いません。
「何か音沙汰があったか?」・「何も音沙汰がない」など、疑問形や否定形で使われる言葉です。

<3> B 
※駄目を押す:念のために確かめる。念を押す。
※駄目を出す:演劇などで、俳優に演技上の注意を与える。転じて、仕事などのやり直しを命じることです。Aのような場合には、このフレーズを使うことになります。

<4> 〔尻馬(しりうま)〕に乗る
※用例「尻馬に乗って騒ぐ」
/「口車に乗る」は単に「騙される」の意味ですから、正答にはなりません。


240814-02



2026-09-24

漢字の迷い道***9月25日分解答・解説

  <地名を読む~関東・甲信越~>
(A) まみあな ※東京都港区の麻布(あざぶ)にある地名。東京の難読地名として有名。
(B) はだのし ※神奈川県中西部に位置する市。伊勢原市との境にある大山(おおやま)は、霊峰として古くから参拝客が絶えない。読みは「はたの」でなく、「はだの」。
(C) やちまたし ※千葉県の北部に所在する市。落花生の一大産地として知られる。
(D) そうさし ※千葉県北東部にある市。
(E) ごうらおんせん ※箱根で最も知られている温泉。
(F) しまおんせん ※群馬県北西部にある温泉。四万川沿いに温泉街が広がる。

<同音異義語>
(A) (いやな御)時世(だ)   (B) 時勢(に逆らう)
※時世:1.時代。2.その時代の風潮。
※時勢:時代の流れ。時流。

<どの字を使う?>
(A) (後顧の)憂い (B) 愁い(に沈む) (C) (国の将来を)憂える (D) (秋の)愁い
※憂い・憂える:(予測される悪い事態を)心配する。
※愁い・愁える:嘆き悲しむ。憂鬱で心が晴れない。

240814-02

漢字の迷い道***10月5日分解答・解説

<漢字の読み書き> (A)   そうこう ※二十四節気の一。10月23日ごろ。※牛肉などの「しもふり」は「霜降り」と書きます。 (B)   ついばむ (C)   つぐむ (D)   てらう ※自分の学識・才能・行為などを誇って、言葉や行動にちらつかせる。ひけらかす。用例「奇を衒う...