2026-06-22

和漢の知識***6月23日分解答・解説

 1.死ぬこと  2.「葉隠(はがくれ)」  3.江戸  4.佐賀


※正式には「葉隠聞書(はがくれききがき)」といいます。

※なお、明治になって早稲田大学の創始者・大隈重信(佐賀藩出身)が、この「葉隠」について語っています。
興味深い内容なので、以下に紹介しておきます。(大隈重信の語ったことの大意です)
~~~~~~~~~~~~~~~
実に奇異な書物であり、その要旨は、武士はただ一死をもって佐賀藩のために尽くせ、というものだ。
釈迦も孔子も楠木正成も武田信玄も佐賀藩に奉公した人間でないのだから崇敬する必要はない、とも書いてある。
この一事だけでも、この書物がどんなものかが分かるだろう.。
~~~~~~~~~~~~~~~
060503

ー・-・-・-・-・-・-・-・-
出 典

メールマガジン「(社会人のための)生かせる国語知識-教養課程」は、1ヶ月分購読料(月330円)無料で試せます。試読申し込みはこちらから
~~~~~~~~~~~~~~~~~
(メルマガ読者の声)『待望の復活』かって「藤尾版・教養国語」の愛読者でした。復活(?)を知り、早速講読を申し込みました。内容は数倍に増えた気がしますが、楽しみながら学ぶスタンスは「藤尾版・教養国語」そのまま。それが何より嬉しいです。1年でなく、エンドレスに読めるものにできないでしょうか。
~~~~~~~~~~~~~~~~~

2026-06-20

使える四字熟語***6月21日分解答・解説


 (A)  光×際陸離→光彩陸離(こうさいりくり) 
※光が美しく入り乱れ、まばゆいばかりに輝くさま。まぶしいほど輝かしいさま。 

(B)  好×時多魔→好事多魔(こうじたま) 
※よい出来事には邪魔が入ることが多いということ。「好事魔多し」と言うことが多い。

(C) 広大無×限→広大無辺(こうだいむへん) 
※果てしなく広くて大きいこと。また、そのさま。用例「広大無辺な宇宙」

(D) ×悪評嘖々→好評嘖々(こうひょうさくさく) 
※「嘖々」は、盛んに褒めそやすさまを言いますので、「悪評」には合いません。
「好評嘖々」で、非常に評判のよいさまを言います。用例「新商品は好評嘖々だ」

ー・-・-・-・-・-・-・-・-
出 典

メールマガジン「(社会人のための)生かせる国語知識-教養課程」は、1ヶ月分購読料(月330円)無料で試せます。試読申し込みはこちらから
~~~~~~~~~~~~~~~~~
(メルマガ読者の声)『日常で使える四字熟語』四字熟語を会話や文章の中で使うと全体が引き立ちますネ。そういう点、ファッションのアクセサリーに似ているので、なんとか使いこなしたいと考えています。このメルマガの四字熟語は、日常で使えるものが多いように思います。
~~~~~~~~~~~~~~~~~

2026-06-18

名文を埋める***6月19日分解答・解説

 ※原文を掲載して解答に代えます。


婚礼はまじめの極にして[道化]の極なりという箴言(しんげん)がある。ボオマルシェの言葉で中江兆民が訳した。私は二時間の辛抱だと訳している。
新郎新婦をたたえる来賓の祝辞は聞いてはいられない。[紋切]型で二人は才子佳人(さいしかじん)にきまっている。客たちは[うわの空]で聞いているふりをしている。

※山本夏彦(やまもと・なつひこ):[1915~2002]編集者・エッセイスト

ー・-・-・-・-・-・-・-・-
出 典

メールマガジン「(社会人のための)生かせる国語知識-教養課程」は、1ヶ月分購読料(月330円)無料で試せます。試読申し込みはこちらから
~~~~~~~~~~~~~~~~~
(メルマガ読者の声)『文学の素養』始める時には期待していなかったことですが・・・
このメルマガで興味を持ち、その作品を読んでみた作家も少なくありません。日本文学の素養が培われつつあるのを実感しています。
~~~~~~~~~~~~~~~~~

2026-06-16

間違えたくない言葉と表現***6月17日分解答・解説

 <1>  ×這い入る →這い出る  
※ほんの少しのすき間もないほど警戒が厳重であることを「蟻の這い出る隙もない」と言います。
警戒ということから「這い入る」と間違えがちですが・・・。
 
<2>  寒さや恐怖などによって、皮膚に鳥肌があらわれること。「肌に粟(あわ)を生じる」も似た意味です。
近年、このように深い感動の表現としても用いられることがありますが、あのブツブツとした「鳥肌」の気味悪さを考えても、適切な使い方とは言えません。

<3>  B  ※蚤は雌のほうが雄より大きいことから、こう言います。 

<4>  亀の甲 
※亀の甲より年の功 :万年も生きるといわれる亀の甲羅とかけた格言。
亀の甲羅は幾年経っても甲羅に変わりはないが、人間は年を取るほどに経験を積み、知恵が深くなる。
年齢というものは貴重である、という意味です。「功」は「劫」とも書きます。

ー・-・-・-・-・-・-・-・-
出 典

メールマガジン「(社会人のための)生かせる国語知識-教養課程」は、1ヶ月分購読料(月330円)無料で試せます。試読申し込みはこちらから
~~~~~~~~~~~~~~~~~
(メルマガ読者の声)『再点検』国語にはかなり自信がありましたが、無料購読中に思い違いや勘違いが少なからずあることに気付かされました。再点検のつもりで読み続けています。
~~~~~~~~~~~~~~~~~

2026-06-14

誤読だらけ***6月15日分解答・解説

 (1)論より証拠(ろんよりしょうこ)
物事は議論よりも証拠によって明らかになる。
用例「論より証拠だ、言い逃れはできない」

(2)老いては子に従え(おいてはこにしたがえ)
年をとってからは、何事も子に任せて従ったほうがよいということ。
用例「娘に言われて運転免許を返上したヨ。老いては子に従えだ」

ー・-・-・-・-・-・-・-・-
出 典

メールマガジン「(社会人のための)生かせる国語知識-教養課程」は、1ヶ月分購読料(月330円)無料で試せます。試読申し込みはこちらから
~~~~~~~~~~~~~~~~~
(メルマガ読者の声)『夫婦で楽しむ』夫を誘って、二人で頭を悩ませることがよくあります。面白くて為になるメールマガジンですね。
~~~~~~~~~~~~~~~~~

2026-06-12

この人は誰?***6月13日分解答・解説

 石牟礼道子(いしむれ・みちこ/本名:同じ)


051802

ーーーーーーー
1927(昭和2)年~2018(平成30)年 作家。現熊本県天草市生れ。水俣実務学校卒。
代用教員を経て谷川雁らの「サークル村」に参加し、詩歌中心に文学活動を始める。

1959(昭和34)年、当時まだ「奇病」といわれた水俣病患者の姿に衝撃を受けてその実態の記録を始め、1969(昭和44)年「苦海浄土」第一部を刊行。この作品は日本の公害告発運動の端緒となり、戦後を代表する名著の一として知られている。(「苦海浄土」三部作は2004(平成16)年完結)
 
1973(昭和48)年、同著を含む水俣病関連作品で「アジアのノーベル賞」といわれるマグサイサイ賞受賞。
水俣病患者に徹底的に寄り添う姿勢とカリスマ性のあるリーダーシップから「水俣のジャンヌ・ダルク」と呼ばれた。
他に「十六夜橋」・詩集「はにかみの国」など。

ー・-・-・-・-・-・-・-・-
出 典

メールマガジン「(社会人のための)生かせる国語知識-教養課程」は、1ヶ月分購読料(月330円)無料で試せます。試読申し込みはこちらから
~~~~~~~~~~~~~~~~~
(メルマガ読者の声)『翌月を期待』≪常識から教養まで≫が好きです。月末に予告される翌月分のテーマを見る度にワクワクしています。
~~~~~~~~~~~~~~~~~

2026-06-10

使える四字熟語***6月11日分解答・解説

 (A) 鶏鳴狗盗(けいめいくとう) ※中国戦国時代、秦の昭王に捕らえられた斉の孟嘗君(もうしょうくん)が、犬のまねをして盗みを働く食客と、巧みに鶏の鳴きまねのできる食客を利用して、無事に逃れた故事から。
※清少納言の「夜をこめて鳥のそら音ははかるともよに逢坂の関は許さじ」は、この故事を踏まえた和歌として知られています。
※食客(しょっきゃく):1. 客の待遇で抱えておく人。2. 他人の家に居着いて食わせてもらっている人。居候(いそうろう) 。/※食客三千:昔の中国の豪族は多くの食客を抱え、厚遇しました。また、その食客は豪族の有事の際には、一身を顧みず恩義のある豪族のために働こうとしました。

(B) 乾坤一滴(けんこんいってき)
※用例「乾坤一擲の大勝負に打って出る」

(C) 捲土重来(けんどちょうらい・けんどじゅうらい)

ー・-・-・-・-・-・-・-・-
出 典

メールマガジン「(社会人のための)生かせる国語知識-教養課程」は、1ヶ月分購読料(月330円)無料で試せます。試読申し込みはこちらから
~~~~~~~~~~~~~~~~~
(メルマガ読者の声)『四字熟語の故事来歴』意味だけでなく故事来歴まで詳しく解説してある四字熟語を、とりわけ興味をもって読んでいます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~

和漢の知識***6月23日分解答・解説

  1.死ぬこと  2.「葉隠(はがくれ)」  3.江戸  4.佐賀 ※正式には「葉隠聞書(はがくれききがき)」といいます。 ※なお、明治になって早稲田大学の創始者・大隈重信(佐賀藩出身)が、この「葉隠」について語っています。 興味深い内容なので、以下に紹介しておきます。(大隈重...