2026-10-14

誤読だらけ***10月15日分解答・解説

 (1)抜き足差し足(ぬきあしさしあし)
人に気づかれないように音を立てずに歩くさま。
用例「抜き足差し足忍び足」

(2)日の出の勢い(ひのでのいきおい)
朝日が昇るように盛んな勢い。「旭日(きょくじつ)昇天の勢い」とも言う。
用例「業績好調で日の出の勢いの会社」

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2026-10-12

知っておきたい名句***10月13日分解答・解説

A) 柿くえば 鐘が鳴るなり 法隆寺 :正岡子規  

B) 鐘つけば 銀杏散るなり 建長寺 :夏目漱石
  
C) 秋深き 隣は何を する人ぞ :松尾芭蕉

D) くろがねの 秋の風鈴 鳴りにけり :飯田蛇笏(いいだ・だこつ) 
  
E) 桐一葉(きりひとは) 日当たりながら 落ちにけり :高浜虚子(たかはま・きょし) 
  
F) 月天心(つきてんしん) 貧しき町を 通りけり :与謝蕪村 
  
G) 名月や 池をめぐりて 夜もすがら :松尾芭蕉
  
H) 名月を とってくれろと 泣く子かな :小林一茶

※親友であった子規の句(A)と漱石の句(B)。似ていますね。新聞に掲載されたのは、子規のが1995(明治28)年11月8日、漱石のがそれより2か月早い9月6日。
もちろん盗作とはいえないでしょうが、「柿食えば…」を詠んだ時に、子規の頭のどこかに漱石の句があったのではないでしょうか。
   
※正岡子規の弟子が高浜虚子、高浜虚子の弟子が飯田蛇笏という関係です。
   
※Fの句の「月天心」:「天心」は空のまん中、中天、の意味。

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2026-10-10

使える四字熟語***10月11日分解答・解説

(A)暖衣×豊食 →暖衣飽食(だんいほうしょく) 
※衣食に何の不足もない生活のこと。ぜいたくな生活をすることを言います。

(B)×短刀直入 →単刀直入(たんとうちょくにゅう)
※(一人で刀を持って敵に切り込む意から)直接に要点を突くこと。遠回しでなく、すぐに本題に入ることです。用例「単刀直入に言うと…」
※「単刀」は、1.一振りの刀、あるいは2.ただ一人で刀を振るうこと、をいいます。


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2026-10-08

語彙力次第の漢字パズル***10月9日分解答・解説

(A) 節 
→節度(せつど)・節穴(ふしあな)・晩節(ばんせつ)
※晩節:1.晩年。 2.末の世。末年。3.晩年における節操。用例「晩節を全うする」

(B)  兄 
→兄事(けいじ)・貴兄(きけい)・諸兄(しょけい)
※兄事:兄に対するように敬い、親しく接すること。用例「兄事する先輩」
※諸兄:男性が、多くの男性を親しみや敬意を込めていう語。代名詞的にも用いる。用例「読者諸兄」

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2026-10-06

間違えたくない言葉と表現***10月7日分解答・解説

<1>×傷がある →傷を持つ 
※隠している悪事がある、やましいことがあるのを「臑に傷(を)持つ」と言います。
 
<2>「里帰り」は、1.新婦が結婚後初めて実家に帰ること、2.妻や奉公人などが実家に帰ることですが、あくまで一時的に帰ることであり、問題のように戻らないつもりで実家に帰ることではありません。

<3> A 
※読みは「ぼくねんじん」。用例「あの男は朴念仁で困る」

<4> 引く手数多(あまた)
※用例「この分野の技術者は引く手数多だ」

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2026-10-04

漢字の迷い道***10月5日分解答・解説

<漢字の読み書き>
(A)   そうこう ※二十四節気の一。10月23日ごろ。※牛肉などの「しもふり」は「霜降り」と書きます。
(B)   ついばむ
(C)   つぐむ
(D)   てらう ※自分の学識・才能・行為などを誇って、言葉や行動にちらつかせる。ひけらかす。用例「奇を衒う」
(E)  区々

<同音異義語>
(A)   電力の〔需用〕者 ※需用:入用であること。用いること。
(B)  〔需要〕と供給 ※需要:要求すること。必要とすること。

<どの字を使う?>
(A)小〔躍り〕する 
(B)階段の〔踊り〕場  
(C)甘言に〔踊ら〕される 
(D)胸が〔躍る〕思い
※踊る :リズムに合わせて体を動かす。操られる。
※躍る :心が弾む。跳び上がる。

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2026-10-02

和漢の知識***10月3日(その2)分解答・解説

小泉八雲(こいずみ・やくも/別名:ラフカディオ・ハーン) 

肖像Bはモース、Cはフェノロサ。

モースは大森貝塚の発見で日本の考古学に、フェノロサは日本美術の再発見・再認識に大きく貢献した、「お雇い外国人学者」として知られる人物です。

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1850年~1904(明治37)年 英文学者・作家。ギリシャ生れ。

父がアイルランド出身であったことから英国籍となる。英仏でカトリック教育を受けた後、米に移民する。

ジャーナリスト時代に読んだ「古事記」(英訳)で日本への関心を深め、1890(明治23)年に来日。松江の中学校や熊本の第五高等学校で英語教師を務めた後、1896(明治29)年から(東京)帝国大学で英文学を講義。1903(明治36)年に帝国大学を解雇(後任は夏目漱石)された後は早稲田大学で教鞭を執るも、翌年に心臓発作で死亡。

この間、1891(明治24)年には松江の士族の娘・セツと結婚し、1896(明治29)年には日本に帰化をしている。

日本人の風俗、習慣、伝説、信仰など日常生活を見聞した体験に基づいた日本研究を深め、日本のありのままの姿を欧米に伝えた功績は大きい。また妻・セツの語る日本の民話・伝説を題材にした著作は今にいたるも日本で広く読まれている。

代表的著作、「知られぬ日本の面影」、「東の国から」、「心」、「神国日本」、「怪談」など。

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※八雲は16歳の時に左目を失明。白濁した左目を嫌った八雲は、顔の右半分のみ、あるいは両目とも閉じた顔でしか写真を撮らなかったようです。

※古事記の英訳 :バジル・ホール・チェンバレンというイギリス人がいました。明治のお雇い外国人の一人です。1873(明治6)年から1911(明治44)年までの40年弱を海軍兵学寮や帝国大学の教師として送り、その間日本の研究と海外への紹介に大きな功績を残しました。

和歌や俳句、能などその研究対象は広範囲に及んでいます。1882(明治15)年に「古事記」の英語訳を完成。来日後の八雲が親しく交わった人物の一人です。  

※帝国大学での八雲・漱石の交代人事は、高給取りのお雇い外国人教師(八雲は月俸450円)を洋行帰りの国産教師(漱石は年俸800円)に替えることで、大学が経費削減を図ったというのが理由のひとつであったようです。八雲の月俸をそのまま12倍しても5400円。実に漱石の7倍ですネ。

※小泉八雲が教壇に立った学校は、松江中学→第五高等学校→(東京)帝国大学。夏目漱石の同じくそれは、松山中学→第五高等学校→(東京)帝国大学。なんと、「江」と「山」の違いだけ!

また、八雲は帝国大学において人気があり生徒に慕われていたそうで、その分後任の漱石は当初は学生から不人気だったといわれています。


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誤読だらけ***10月15日分解答・解説

  (1)抜き足差し足(ぬきあしさしあし) 人に気づかれないように音を立てずに歩くさま。 用例「抜き足差し足忍び足」 (2)日の出の勢い(ひのでのいきおい) 朝日が昇るように盛んな勢い。「旭日(きょくじつ)昇天の勢い」とも言う。 用例「業績好調で日の出の勢いの会社」 ~~~~~~...