2026-04-22

暗誦したい名文章***4月23日分解答・解説

 1.「坊ちゃん」 2.夏目漱石

3.以下が原文です。
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親譲りの〔無鉄砲〕で小供の時から損ばかりしている。
小学校に居る時分学校の二階から飛び降りて一週間ほど腰を抜かした事がある。なぜそんな無闇(むやみ)をしたと聞く人があるかも知れぬ。別段深い理由でもない。新築の二階から首を出していたら、同級生の一人が冗談に、いくら威張っても、そこから飛び降りる事は出来まい。〔弱虫〕やーい。と囃(はや)したからである。
小使に負ぶさって帰って来た時、おやじが大きな眼をして二階ぐらいから飛び降りて腰を抜かす奴があるかと云ったから、この次は〔抜かさず〕に飛んで見せますと答えた。

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2026-04-20

使える四字熟語***4月21日分解答・解説

 (A) 完全無×穴 →完全無欠(かんぜんむけつ)

※欠点や不足がなくて、非のうちどころのないこと。

(B) 艱難×心苦 →艱難辛苦(かんなんしんく)
※非常な困難にあって苦しみ悩むこと。

(C) 画竜点×晴 →画竜点睛(がりょうてんせい)
※物事を完成するために、最後に加える大切な仕上げのたとえ。一般には「画竜点睛を欠く」と用いることが多く、この場合は最後の仕上げが不十分で、肝心なところが欠けているため精彩がないことをいいます。
※「睛」の字は「目篇」です。訓読みでは「ひとみ」。
※「がりょう」と読むことにも注意が必要です。 

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2026-04-18

名文を埋める***4月19日分解答・解説

 今次大戦空前の難局に勝利をもたらしたチャーチルと保守党の政策が、終戦と共に一転した国家情勢に相容れないものと判断すれば、[何等(なんら)]の躊躇(ちゅうちょ)なくこれを政権より転落せしめて[憚(はばか)らない]。救国の英雄に対する感謝は変らないが、その感謝の惰性が彼等の[理性]を曇らすことを許さないだけの明智を、イギリスの大衆は身につけているのである。

※池田潔(いけだ・きよし):[1903~1990]英文学者・評論家。

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2026-04-16

間違えたくない言葉と表現***4月17日分解答・解説

 <1>×失して →逸して 

※常軌を逸する(じょうきをいっする) :普通と違った、常識外れの言動をとる。
 
<2> 「タッチの差」はわずかの差の意味ですが、悪い結果、不成功に終わった時などに使います。「タッチの差でバスに乗れなかった」のようなのが正しい使い方になります。

<3>Bが正しい。
※「かすか」・「わずか」の意味を表すものに「一抹(いちまつ)」と「一縷(いちる)」がありますが、「一抹」はネガティブな語、「一縷」はポジティブな語にセットするものです。用例「一抹の不安」・「一縷の望み」

<4>〔鼠〕に引かれそう 
※用例「いま家に一人切り。鼠に引かれそうだよ」

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2026-04-14

誤読だらけ***4月15日分解答・解説

 (1) 江戸の仇を長崎で討つ(えどのかたきをながさきでうつ) 

意外な場所で、または筋違いな別のことで、昔の恨みの仕返しをすること。執念深くつきまとうことをも言う。

(2) 鰻の寝床(うなぎのねどこ) 
間口が狭くて奥行きのある、細長い建物や部屋などのたとえ。
用例「京都の家には鰻の寝床のようなのが多い」
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2026-04-12

暗誦したい名句***4月13日分解答・解説

 A)春の海 ひねもすのたり のたりかな :与謝蕪村 


B)山路来て 何やらゆかし すみれ草 :松尾芭蕉

C)菫ほどな 小さき人に 生まれたし :夏目漱石

D)花の雲 鐘は上野か 浅草か :松尾芭蕉

E)散る桜 残る桜も 散る桜 :良寛

F)菜の花や 月は東に 日は西に :与謝蕪村

※良寛の「散る桜 残る桜も 散る桜」は辞世の句。禅宗(曹洞宗)の僧であった良寛らしい句です。
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2026-04-10

使える四字熟語***4月11日分解答・解説

 (A) 海内無双(かいだいむそう)

※読み(×かいない)に注意です。

(B) 遠交近攻(えんこうきんこう) 
※遠い国と手を結び、背後から牽制させながら近い国を攻める策を言います。

(C) 羽化登仙(うかとうせん)
※原義は、人間の身体に羽が生えて、天上の仙人世界へ登っていくこと。羽をもって空中を飛行することは、古来、中国人の一つの理想であり、仙人となって、世俗の一切の煩わしさを逃れるのも、またその理想の一つでした。これから、問題文にあるような意味になりました。
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暗誦したい名文章***4月23日分解答・解説

  1.「坊ちゃん」 2.夏目漱石 3.以下が原文です。 ~~~~~~~~~~~~~~~ 親譲りの〔無鉄砲〕で小供の時から損ばかりしている。 小学校に居る時分学校の二階から飛び降りて一週間ほど腰を抜かした事がある。なぜそんな無闇(むやみ)をしたと聞く人があるかも知れぬ。別段深い理...