2026-09-18

名文を埋める***9月19日分解答・解説

  ※原文を掲載して解答に代えます。

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彼はまっすぐ歩き、広い道路に出ると、そのまま一定の[歩調]で、ゆっくりと歩いていった。この街にくるのもこれが最後かもしれない、と、信介は考えた。それほど深刻に考えることではなかった。だが、信介にとって、もうこの街は自分に[関わりあい]のない場所になるのだ、と考えると、それはそれで[一種]の感慨があった
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※五木寛之(いつき・ひろゆき):[1932~] 小説家・随筆家。
※「青春の門」:1969(昭和44)年に週刊誌(「週刊現代」)での連載開始。太平洋戦争中に福岡・筑豊の地に生まれた伊吹信介の青春の彷徨を描く。幾度かの中断を経て書き継がれ、最近では2017(平成29)年から約1年半連載されたものが、2019(令和元)年に「新青春の門・第9部・漂流篇」として単行本刊行されている。今までに映画化二度、テレビドラマ化三度。

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2026-09-16

間違えたくない言葉と表現***9月17日分解答・解説

  <1> ×準備は万端か? →準備は万端整ったか? あるいは、準備万端整ったか? 
※「万端」には「全て」の意味だけしかありません。 

<2> 「どんなに落ちぶれようとも/いかに衰えても」というのが「痩せても枯れても」です。
この意味を考えれば、相手に対して失礼であり、使う表現でないことが分かりますね。

<3> A 
※「理に落ちる」とは、話が理屈っぽくなるという意味です。Bの場合などは「理に適う」(りにかなう:理屈や道理に合う)を使えばいいでしょう。

<4> 目引き〔袖(そで)〕引き 
※非難や嘲笑の気持ちを伝える様子などに使われることの多い表現です。用例「その役者が科白をとちったのを、観客は目引き袖引きして笑った」


240814-02

2026-09-14

誤読だらけ***9月15日分解答・解説

  (1)一寸先は闇(いっすんさきはやみ)
ほんの少し先でさえも予測できないことのたとえ。なお、一寸は約3cmの長さです。

(2)掃き溜めに鶴(はきだめにつる)
つまらない所に、そこに似合わぬすぐれたものや美しいものがあることのたとえ。「ごみために鶴」・「塵塚(ちりづか)に鶴」・「鶏群の一鶴(けいぐんのいっかく)」など、他にも様々な言い方があります。

240814-02

2026-09-12

和漢の知識***9月13日分解答・解説

  1.〔山形〕県 2.〔戊辰(ぼしん)〕戦争 3.〔征韓(せいかん)〕論 4.「南洲翁遺訓(なんしゅうおういくん)」

※「南洲」は西郷隆盛の号です。
※庄内(山形県・酒田市)には、九州以外では唯一の西郷を祀った南洲神社がある他、南洲会館、南洲文庫など西郷隆盛の遺徳を称える様々な施設があります。
※「南洲翁遺訓」は1890(明治23)年の刊行。旧庄内藩士たちは、この南洲翁遺訓を風呂敷に背負い、全国を行脚しながら配布したということです。   
※西郷隆盛は西南戦争の末、1877(明治10)年9月24日、鹿児島・城山で自刃。
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240814-02

2026-09-10

使える四字熟語***9月11日分解答・解説

(01)晴耕雨読(せいこううどく) 
※用例「会社を辞めてからは、晴耕雨読の日を過ごしている」

(02)吹毛求疵(すいもうきゅうし) 
※「吹毛」は毛を吹くこと、「求疵」は傷を探すことで、わざわざ毛を吹き分けて、隠れている傷を探し出すという意味です。

(03)垂涎三尺(すいぜんさんじゃく) 
※「涎」はよだれです。おいしそうな食べ物を見て、思わず涎を三尺(一尺は約30㎝)も垂らすという意味です。

(04)成事不説(せいじふせつ) 
※「成事」は過去の出来事。「説」は議論すること。用例「その件については成事不説だ。今さら何も言わないヨ」


240814-02

2026-09-08

語彙力次第の漢字パズル***9月9日分解答・解説

  (A) ①神 ②名  ※答えは二通りあります。 
①→神主(かんぬし)・神代(かみよ)・氏神(うじがみ)
②→名主(なぬし/みょうしゅ/めいしゅ)・名代(なだい/みょうだい)・氏名(しめい)
※名主:「なぬし」と読めば、1.江戸時代、地方(じかた)三役の一。領主の下で村政を担当した村の長。主として関東での呼称で、関西では庄屋、東北では肝煎(きもいり)と称した。2.江戸時代、町役人の一。町奉行の支配のもと、町年寄の下で町政を担当した職。町名主。/「みょうしゅ」と読めば、平安後期から中世にかけての名田(みょうでん)所有者。/「めいしゅ」と読めば、すぐれた君主。名君。
※名代:「なだい」と読めば、名前を知られていること。評判の高いこと。また、そのさま。用例「江戸時代から続く名代の和菓子店」/「みょうだい」と読めば、ある人の代わりを務めること。また、その人。代理。用例「父の名代で参加する」

(B) 型 
→型番(かたばん)・類型(るいけい)・原型(げんけい)
※類型:1.似ている型。用例「類型の多い説話」2.幾つかのものに共通する基本的な性質や特徴。用例「犯罪を類型によって分類する」
※原型:もとの型。もとになる構造・構成をもつもの。用例「平城京の原型は長安である」/これに対し「原形」は、もとのすがた、形のことです。用例「砲撃を受けて原形をとどめない城」

(C) 息 
→息女(そくじょ)・息災(そくさい)・令息(れいそく)
※息災:病気をしないで、元気なこと。また、そのさま。用例「息災に暮らす」・「無病息災」
※令息:他人を敬って、その子息をいう語。

240814-02

 

2026-09-06

間違えたくない言葉と表現***9月7日分解答・解説

  <1> ×縦にしなかった →縦に振らなかった 
※承諾するのは「首を縦に振る」、拒絶するのは「首を横に振る」です。「縦にする」・「横にする」ではありません。 

<2> その人より世代が上の親族から受け継いだ資質、性格などを「***譲り」と言います。姉さんは同世代ですから、「***譲り」は使えません。
漱石の「坊ちゃん」の冒頭には「親譲りの無鉄砲で子供の時から損ばかりしている」と書かれていますよネ。

<3> A 
※「言わずもがな」には二通りの意味があります。
1.言う必要のないこと。むしろ言わない方がよいこと。問題文Aなどが用例です。
2.言うまでもなく。もちろん。用例としては「大人は言わずもがな、子供さえ知っている」などになります。

<4> 似て〔非なる〕 
※「にてひなる」と読みます。
用例「子供の主体性を尊重することと放任することとは似て非なるものだ」


240814-02

名文を埋める***9月19日分解答・解説

   ※原文を掲載して解答に代えます。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~ 彼はまっすぐ歩き、広い道路に出ると、そのまま一定の[歩調]で、ゆっくりと歩いていった。この街にくるのもこれが最後かもしれない、と、信介は考えた。それほど深刻に考えることではなかった。だが、信介にとって、も...