2026-02-06

間違えたくない言葉と表現***2月7日分解答・解説

 <1> ×法外 →〇望外 
※「法外」は1.法にはずれていること。2.著しく度を越していること。「法外な利息」などと使います。望んでいた以上に良いこと、を言うなら「望外」。なお、当然ながら悪いことには使いません。「望外の出世」は〇ですが、「望外の左遷」などとは使わないように!

<2> 風に吹かれる柳のように、相手に逆らわずサラリとあしらう。これが「柳に風」です。「手応えがない」・「効き目がない」の場合には、「糠に釘」や「暖簾に腕押し」を使います。

<3> Aが正しい。 
※得意になって人に見せびらかしたり当てつけがましくしたりするさまが、「これ見よがし」です。「社長との親戚関係をこれ見よがしに話す」・「「これ見よがしに着飾る」などと使います。

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<4> 〔白馬〕は馬にあらず 
※そもそもは中国の戦国時代に、諸子百家の一人・公孫竜が唱えた説。馬とは形についての概念であり、白い馬とは色についての概念であるから、馬と白馬は違う概念であるという主張です。
現在では、間違った理屈を、あたかも正しいもののように強く言い張ることのたとえ、とされています。





2026-02-04

漢字の迷い道***2月5日分解答・解説

 <漢字の読み書き>(一般)
(A) てんのうしはい
(B) けむ(×けむり)にまく
(C) そうぎょうけ(×そうぎょうか) ※創業者の一家。創業者につながる一族。/「起業家」は「きぎょうか」と読みますが・・・。
(D) 一献 ※杯(さかずき)一杯の酒。また、酒をふるまうこと。
(E) 押捺 ※判などを押すこと。

<漢字の読み書き>(難解漢字~動植物編~)
(A) さわら
(B) しゃち
(C) はまち
(D) かや
(E) しだ

<同音異義語>
(A) 排水 :地表や地中、あるいは施設内などから過剰または不用な水を排除すること。
(B) 廃水 :使用したあとの捨てる水。
(C) 配水 :浄水場から送水された水を各戸につながる給水管まで送水すること。
(D) 背水 :水を背に位置すること。用例「背水の陣」(切羽詰まっていて、もう一歩も後にはひけないぎりぎりの状況。また、そうした状況に身を置いて、必死に物事に取り組むこと。

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2026-02-02

暗誦したい冬の名句***2月3日分解答・解説

 A) 雪の朝 二の字二の字の 下駄の跡 :田捨女
B) これがまあ つひの栖(すみか)か 雪五尺 :小林一茶
C) 旅に病んで 夢は枯野を かけめぐる :松尾芭蕉
D) 遠山に 日の当たりたる 枯野かな :高浜虚子
E) 蕭条(しょうじょう)として 石に日の入る 枯野かな :与謝蕪村
F) いざ行かん 雪見にころぶ 所まで :松尾芭蕉
G) いくたびも 雪の深さを 尋ねけり :正岡子規
H) 寒月や 門なき寺の 天高し :与謝蕪村
I ) 降る雪や 明治は遠く なりにけり :中村草田男

※蕭条 :ひっそりとしてもの寂しいさま。

※田捨女(でん・すてじょ) :江戸時代前期、松尾芭蕉とほぼ同時代を生きた女性俳人です。また、芭蕉が学んだ北村季吟(きたむら・きぎん)に彼女も師事しています。丹波国(兵庫県)の人。41歳で夫に死別後、剃髪し貞閑と名のって上洛庵を結ぶ。/問題の句は、捨女6歳の時の作。人々を驚かせたと、「続近世畸人伝」にあります。

※以下も、冬の句としてよく知られているものです。
(松尾芭蕉)初時雨 猿も小蓑を 欲しげなり
(小林一茶)ともかくも あなたまかせの 年の暮
(井原西鶴)大晦日 定めなき世の さだめかな

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2026-01-31

使える四字熟語***2月1日分解答・解説

 (A)×夢我夢中 →無我夢中(むがむちゅう) 
※ある事にすっかり心を奪われて、我を忘れてしまうさま。

(B)無知蒙×味 →無知蒙昧(むちもうまい)
※知恵や学問がなく、愚かなさま。「無知」は知識がないこと。何も知らないこと。「蒙昧」は物事の道理をよく知らない意。用例「無知蒙昧な人たち」/「昧」と「味」。よく似ていますが、違いを見極めて!

(C)本末転×換 →本末転倒(ほんまつてんとう)
※物事の根本的なことと、そうでないこととを取り違えること。用例「本末転倒した意見」

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2026-01-28

語彙力次第の漢字パズル***1月29日分解答・解説

 (A) 描 
→描写(びょうしゃ)・素描(そびょう)・点描(てんびょう)
※素描:鉛筆や木炭などの単色の線などで物の形を表した絵。デッサン。
※点描:1.線を使わずに、点またはごく軽いタッチで描く画法。2.人物や事物の特徴的な部分をとらえて、簡潔に描写すること。

(B) 渋 
→渋面(じゅうめん)・茶渋(ちゃしぶ)・難渋(なんじゅう)
※渋面:不満そうな顔つき。苦りきった顔。「しぶめん」とか「しぶつら」とも読みます。

(C) 突 
→突飛(とっぴ)・猪突(ちょとつ)・剣突(けんつく)
※剣突:荒々しくしかりつけること。語気強く人に当たること。

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2026-01-26

間違えたくない言葉と表現***1月27日分解答・解説

 <1> ×うなされて →浮かされて 
※「熱に浮かされる」で、1.病気で高熱のためにうわごとを言う、2.前後を忘れて夢中になる、の意味。
「うなされる」のは「悪夢にうなされる」です。「熱」ではありません。
文化庁・「国語に関する世論調査」では、「熱にうなされる」と間違える人が相当数いるそうです。正しい表現をしっかり覚えてください。

<2> 「勿怪(もっけ)」とは、思いがけないこと・意外なこと・不思議なこと。想像もしなかったことが身に幸福をもたらすことを「勿怪の幸い」と言います。予期していての「勿怪の幸い」などはあり得ません。

<3> B 
※前人のなしえなかったことを初めてすること(そのさま)。前代未聞・未曽有(みぞう)が「破天荒(はてんこう)」です。
「天荒」は未開の荒れ地の意味です。唐の時代、科挙(官吏登用試験)の合格者が1名も出なかった荊州は人々から「天荒」と軽蔑されていましたが、劉蛻(りゅうぜい)が初めて合格し「天荒を破った」といわれた故事によります。
豪快で大胆なことではありません。
文化庁・「国語に関する世論調査」では、間違える人が極めて多いようです。気を付けてください。

<4> 〔破竹〕の勢い 
※竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れる様子からできた表現です。用例「破竹の勢いで連戦連勝する」。これと似た言葉に「騎虎(きこ)の勢い」があります。こちらは、やめるにやめられない激しい勢い。行きがかり上、中止したり、あとへ引けなくなったりすることのたとえに使われます。用例「前線を突破した後は、騎虎の勢いで本陣まで攻め込んだ」


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2026-01-24

漢字の迷い道***1月25日分解答・解説

 <漢字の読み書き>
(A) よる ※「こより」は「紙縒り」と書きます。
(B) りりしい
(C) まぶしい
(D) 解れる ※「ほつれる」も同じ漢字です。用例「縫い目が解れる(ほつれる)」
(E) 駆り集める(×狩り集める)

<漢字の読み書き> (難解漢字~生活編~)
(A) おむつ
(B) どてら ※厚く綿を入れた広袖の着物。
(C) せいろう ※釜の上に載せて、糯米もちごめや饅頭まんじゆうなどを蒸す用具。
(D) 灰汁
(E) 苦汁 ※「くじゅう」と読めば、1.にがい汁、2. つらい経験、の意味になります。

<同音異義語>
※意味を考え、書き分けてください。
(A) 内向 ※内気で、心の働きが自己の内部にばかり向かうこと。
(B) 内攻 ※ある病気が身体の表面に現れず、身体の内部で浸潤し内臓や精神をおかすこと。


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間違えたくない言葉と表現***2月7日分解答・解説

  <1> ×法外 →〇望外  ※「法外」は1.法にはずれていること。2.著しく度を越していること。「法外な利息」などと使います。望んでいた以上に良いこと、を言うなら「望外」。なお、当然ながら悪いことには使いません。「望外の出世」は〇ですが、「望外の左遷」などとは使わないように!...