<1> ×粟立つ →よだつ
※身の毛がよだつ:恐ろしさのあまり、身の毛がさか立つように感ずる。「よだつ」は漢字で書けば「弥立つ」。
「弥」の漢字には、「ますます・いよいよ」などの意味があります。
「いやがうえにも」(なおその上に、ますます、の意味)を漢字で書けば「弥が上にも」になります。
※「粟立つ」は、肌の状態を表すことばです。「肌が粟立つ」は「鳥肌が立つ」と同じ。恐怖や寒さで毛穴が収縮し、肌にブツブツができるさまをいいます。
因みに、感動した時に「鳥肌が立つ」という人が増えていますが、間違い表現であることはたしかです。あの鳥肌の薄気味悪さを思い浮かべると・・・。
「弥」の漢字には、「ますます・いよいよ」などの意味があります。
「いやがうえにも」(なおその上に、ますます、の意味)を漢字で書けば「弥が上にも」になります。
※「粟立つ」は、肌の状態を表すことばです。「肌が粟立つ」は「鳥肌が立つ」と同じ。恐怖や寒さで毛穴が収縮し、肌にブツブツができるさまをいいます。
因みに、感動した時に「鳥肌が立つ」という人が増えていますが、間違い表現であることはたしかです。あの鳥肌の薄気味悪さを思い浮かべると・・・。
<2>「後ろ髪をひかれる」は、去っていく側の心情です。後ろ髪を引かれるようで前に進み辛い気持ちです。
見送る側の心情ではありません。
見送る側の心情ではありません。
<3> B
※現(うつつ)を抜かす :ある事に夢中になり、心を奪われることです。
※現(うつつ)を抜かす :ある事に夢中になり、心を奪われることです。
<4>〔蝸牛角〕上の争い
※蝸牛角上(かぎゅうかくじょう)の争い :「蝸牛」はカタツムリのこと。
「荘子」にある、カタツムリの左の角(つの)にある国と右の角にある国とが争ったという寓話からできた表現です。
※荘子(そうし) :中国、戦国時代の思想書。荘周とその後学の著とされます。初期道家の根本思想を寓話 (ぐうわ) を用いて説いたもの。
※蝸牛角上(かぎゅうかくじょう)の争い :「蝸牛」はカタツムリのこと。
「荘子」にある、カタツムリの左の角(つの)にある国と右の角にある国とが争ったという寓話からできた表現です。
※荘子(そうし) :中国、戦国時代の思想書。荘周とその後学の著とされます。初期道家の根本思想を寓話 (ぐうわ) を用いて説いたもの。