2025-07-22

この人は誰?***7月23日分解答・解説

 深田久弥(ふかだ・きゅうや/本名:同じ)


1903(明治36)年~1971(昭和46)年  随筆家・山岳紀行家。  (現)石川県加賀市生れ。東京大学中退。
「オロッコの娘」(1930年)や「あすなろう」(1932年)により文壇に認められる。1933(昭和8)年には小林秀雄らと「文学界」を創刊した。

1943(昭和18)年に初恋の女性・木庭志げ子との間の一子誕生を妻である児童文学者・北畠八穂が知り、次いで1947(昭和22)年に八穂と離婚し志げ子と再婚するに及んで、「オロッコの娘」ほか高評価を得てきた作品が八穂が書いたものの焼き直しであることが八穂により公表され、作家としての信用は失墜した。
以後は、ヒマラヤ研究や山岳随筆を中心に活動。

自身が登頂した山々から100座を選び書いた「日本百名山」は、1964(昭和39)年出版され、翌年に読売文学賞を受賞。山岳愛好家にとって最もポピュラーな必読書として読み継がれている。
072203


間違えたくない言葉と表現***9月27日分解答・解説

  <1> ×身 →腕  ※身に覚えがある:自分自身でたしかにそのことをしたという覚えがある。 ※腕に覚えがある:自分の腕前・力量に自信をもっている。  <2> 「音沙汰(おとさた)」は「便り・連絡」の意味ですが、肯定形では使いません。 「何か音沙汰があったか?」・「何も音沙汰が...