(A)漱石×沈流 →漱石枕流(そうせきちんりゅう)
※負け惜しみの強いことのたとえ。また、屁(へ)理屈をつけて言い逃れることのたとえです。
晋(しん)の孫楚(そんそ)が「石に枕し流れに漱ぐ」というべきところを「石に漱ぎ流れに枕す」と誤り、「石に漱ぐ」とは歯を磨くため、「流れに枕す」とは耳を洗うためだとこじつけたという中国の故事によります。
「石(いし)に漱(くちすす)ぎ流(なが)れに枕(まくら)す」と訓読みすることも多くあります。
夏目漱石も、自身の性格を考えてこれをペンネームにしたのでしょう。
なお、元の「枕石漱流(ちんせきそうりゅう)/石に枕し、流れに漱ぐ」は、自然の中で生きるさまを言ったものです。
※負け惜しみの強いことのたとえ。また、屁(へ)理屈をつけて言い逃れることのたとえです。
晋(しん)の孫楚(そんそ)が「石に枕し流れに漱ぐ」というべきところを「石に漱ぎ流れに枕す」と誤り、「石に漱ぐ」とは歯を磨くため、「流れに枕す」とは耳を洗うためだとこじつけたという中国の故事によります。
「石(いし)に漱(くちすす)ぎ流(なが)れに枕(まくら)す」と訓読みすることも多くあります。
夏目漱石も、自身の性格を考えてこれをペンネームにしたのでしょう。
なお、元の「枕石漱流(ちんせきそうりゅう)/石に枕し、流れに漱ぐ」は、自然の中で生きるさまを言ったものです。
(B)×卒先垂範 →率先垂範(そっせんすいはん)
※人の先頭に立ち物事を行い、模範を示すことを言います。用例「率先垂範で事故の処理に当たる」
「卒」には終わる・終えるの意味があり、「率」には率(ひき)いるの意味があります。音読みではどちらも「そつ」ですが。
※人の先頭に立ち物事を行い、模範を示すことを言います。用例「率先垂範で事故の処理に当たる」
「卒」には終わる・終えるの意味があり、「率」には率(ひき)いるの意味があります。音読みではどちらも「そつ」ですが。