2026-11-02

和漢の知識***11月3日分解答・解説

1)1.重要文化財  2.文化財保護法  3.重要文化財


2)B) 約1200件(正確には1150件) ※内訳は、美術工芸品916件・建造物234件です。(2026年10月現在)
 
3)A)東京都  B)京都府  C)奈良県 
※3都府県の内訳、それぞれの特徴が出ていますね。
 
4)1.東大寺  2.聖武(しょうむ)  3.校倉(あぜくら)  4.シルクロード

※正倉院宝物については、そのほとんど(9割以上)が国産のもの(聖武天皇を初めとして歴代天皇が国内の職人に作らせたもの)であることが、最近の研究で明らかになっています。「正倉院はシルクロードの終着点」という言葉から、ともすればその宝物はペルシャや唐から伝来したものと思いがちですが…。

※「正倉院展」が開かれるのは、奈良国立博物館。明治のほぼ同時期に、東京・京都と並び設置された国立博物館です。
平成9年に竣工した新館入口には、「奈良国立博物館」のネームプレートが掲げられていますが、その文字は聖武天皇筆「雑集」から集字したものです。行く機会があれば、よく見てください。



2026-10-31

使える四字熟語***11月1日分解答・解説

 (A) 遅疑逡巡(ちぎしゅんじゅん)
※用例「遅疑逡巡するばかりで、時間が無駄に過ぎた」

(B) 鳥尽弓蔵(ちょうじんきゅうぞう)
※鳥を射尽くしてしまうと、不必要となった弓がしまわれてしまうという意から。/「蔵」という漢字には「おさめる・しまっておく」という意味があります。

(C) 長身痩躯(ちょうしんそうく)

(D) 珍味佳肴(ちんみかこう)





2026-10-28

語彙力次第の漢字パズル***10月29日分解答・解説

  (A) 如
→如才(じょさい)・如実(にょじつ)・躍如(やくじょ)
※如才:気を使わないために生じた手落ち。手抜かり。多く、「如才無い」という形容詞で使われます。気がきいていて、抜かりがないという意味です。用例「如才(の)無い人」・「如才無く受け答えする」
※如実:現実のままであること。事実のとおりであること。用例「被災地の惨状を如実に物語る写真」
※躍如:いきいきとしていて目の前に見えるさま。用例「絵の中に嵐の情景が躍如として描かれている」・「面目躍如」(その人本来の姿が生き生きと現れているさま)・「ベテランの面目躍如たる演技」

(B) 耳 
→耳朶(じだ)・耳順(じじゅん)・中耳(ちゅうじ)
※耳朶:耳たぶ。
※耳順:60歳の異名。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~






2026-10-26

間違えたくない言葉と表現***10月27日分解答・解説

<1> ×5% →5ポイント 
※パーセンテージ同士の比較は「ポイント」で表します。
 
<2> 「世間一般の多くの例と同じように」の意味で使うのが「ご多分に洩れず」です。水準としては、平均かそれ以下の場合に使うもので、いい意味では使いません。

<3> A 
※「一も二もなく」:即座に。無条件で、の意味です。Bなら「一にも二にも」(なにはさておき・とにかく、の意味)を使うのが適切でしょう。 

<4> 秋の〔扇(おうぎ)〕
※漢の宮女、班婕妤(はんしょうよ)が君寵を失った自分を秋の扇にたとえて詩を作った故事によることばです。「団雪(だんせつ)の扇」も同じ意味。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



2026-10-24

漢字の迷い道***10月25日分解答・解説

<漢字の読み書き>
(A) たぐる
(B) そよぐ
(C) そぞろに
(D) いちだんらく(×ひとだんらく)
(E) 見初める(×見染める)
(F) 屯する

<同音異義語>
(A) 他流〔試合〕を申し込む  
(B) 泥〔仕合〕を演じる
※仕合:互いに相手方に対して、同じようなことをしかけること。

<どの字を使う?>
(A) 権利を〔 侵す〕 
(B) 危険を〔冒す〕 
(C) 法を〔犯す〕
(A) 侵す ※侵す:権利や領土などを侵害する。 
(B) 冒す ※冒す:あえてする。汚す。
(C) 犯す ※犯す:法律や倫理などに反する。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



2026-10-22

和漢の知識***10月23日分解答・解説

A) 裏千家(うらせんけ)  
B) 武者小路千家(むしゃのこうじせんけ)
C) 表千家(おもてせんけ)
D) 薮内流(やぶうちりゅう)

※表千家・裏千家・武者小路千家を総称して、「三千家」(さんせんけ)と言います。
 
※京都の上京(かみぎょう)にあった三千家を上流(かみりゅう)、下京(しもぎょう)にあった薮内流を下流(しもりゅう)と呼ぶこともあります。
 
※武野紹鴎(たけのじょうおう):室町末期の茶匠・富商。堺の人。侘(わび)の境地を茶道の理想として小座敷の数寄屋を考案、千利休らに深い影響を与えました。

082802


※選択肢の他の流派について。
・堺千家(さかいせんけ)・有楽流(うらくりゅう)・石州流(せきしゅうりゅう)は茶道の、
・嵯峨御流(さがごりゅう)・未生流(みしょうりゅう)・東山流(とうざんりゅう)は華道の、
・小笠原流(おがさわらりゅう)は武家礼式の、
・新陰流(しんかげりゅう)は剣道の、
流派名です。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~










2026-10-20

使える四字熟語***10月21日分解答・解説

(A)泰山北斗(たいざんほくと) 
※泰山は、日本における富士山のように、中国を代表する名山です。その泰山と北斗星を並べたのが「泰山北斗」。その道の大家として最も高く尊ばれる人の意味です。しばしば「泰斗」と略して使われます。

(B) 多事多端(たじたたん) 
※よく似たものに「多事多難」があります。こちらは、事件や困難が多いさまを表しますので、問題文の説明2.だけなら正答になりますが、問題文の説明1.の意味はまったくありませんので、「多事多難」は誤答になります。用例「最近は多事多端で、忙しい毎日だ」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~




     



2026-10-18

名文を埋める***10月19日分解答・解説

  ※原文を掲載して解答に代えます。


~~~~~~~~~~~~~~~~~
(A)
太宰は[逆説的]表現を好む男であつたから、井伏鱒二は悪人なりと書いてあつても自分は大して[奇異]には思はない。むしろ、「井伏さんには長い間いろいろ御世話になりましたありがたう」と書いてあつたとしたら、かへつて変な位なものであらう。また、太宰が井伏を本当に悪人と感じたとしたら井伏鱒二は悪人なりなどとそんな単純な[気の利かない]云ひ方で満足したであらうか。
※佐藤春夫(さとう・はるお):[1892~1964]詩人・作家。

~~~~~~~~~~~~~~~~~
(B)
信長は、結局、人間を道具として見ていた。道具である以上、鋭利なほうがよく、また[使いみち]が多様であるほどいい。その点、秀吉という道具には翼がついていた。
秀吉は早くから信長の[本質]を見ぬいていた。この徹底した唯物家に奉公するために[我(が)]を捨て、道具としてのみ自分を仕立てた。
※司馬遼太郎(しば・りょうたろう):[1935~1996]小説家・評論家。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~




2026-10-16

間違えたくない言葉と表現***10月17日分解答・解説

<1>×影に形の添うように →影の形に添うように 
※「影」(従であるもの)が、「形」(主のもの)に、いつもつき従っているさまを言います。主語は「影」ですから、「影の形に添う」でなくてはいけません。
 
<2>それまで努力して積み重ねてきたものを無にすることが、「棒に振る」です。抽選で当たった幸運を無駄にするような時に使うものではありません。

<3> A 
※「号泣」は大声をあげて泣くこと。(「号」という漢字には、叫ぶ、大声を出す、などの意味があります。「号令」も「怒号」も、この意味で「号」が使われています。)  文化庁・「国語に関する世論調査」では、間違えて「激しく泣く」意味に用いる人が多くいるとのことです。気を付けてください。

<4> 〔霞(かすみ)〕を食う 
※仙人は霞を食って生きているといわれるところから生まれた表現です。用例「いつまでぶらぶらしているんだ。霞を食って生きていくつもりか!」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~







2026-10-14

誤読だらけ***10月15日分解答・解説

 (1)抜き足差し足(ぬきあしさしあし)
人に気づかれないように音を立てずに歩くさま。
用例「抜き足差し足忍び足」

(2)日の出の勢い(ひのでのいきおい)
朝日が昇るように盛んな勢い。「旭日(きょくじつ)昇天の勢い」とも言う。
用例「業績好調で日の出の勢いの会社」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~







2026-10-12

知っておきたい名句***10月13日分解答・解説

A) 柿くえば 鐘が鳴るなり 法隆寺 :正岡子規  

B) 鐘つけば 銀杏散るなり 建長寺 :夏目漱石
  
C) 秋深き 隣は何を する人ぞ :松尾芭蕉

D) くろがねの 秋の風鈴 鳴りにけり :飯田蛇笏(いいだ・だこつ) 
  
E) 桐一葉(きりひとは) 日当たりながら 落ちにけり :高浜虚子(たかはま・きょし) 
  
F) 月天心(つきてんしん) 貧しき町を 通りけり :与謝蕪村 
  
G) 名月や 池をめぐりて 夜もすがら :松尾芭蕉
  
H) 名月を とってくれろと 泣く子かな :小林一茶

※親友であった子規の句(A)と漱石の句(B)。似ていますね。新聞に掲載されたのは、子規のが1995(明治28)年11月8日、漱石のがそれより2か月早い9月6日。
もちろん盗作とはいえないでしょうが、「柿食えば…」を詠んだ時に、子規の頭のどこかに漱石の句があったのではないでしょうか。
   
※正岡子規の弟子が高浜虚子、高浜虚子の弟子が飯田蛇笏という関係です。
   
※Fの句の「月天心」:「天心」は空のまん中、中天、の意味。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~









2026-10-10

使える四字熟語***10月11日分解答・解説

(A)暖衣×豊食 →暖衣飽食(だんいほうしょく) 
※衣食に何の不足もない生活のこと。ぜいたくな生活をすることを言います。

(B)×短刀直入 →単刀直入(たんとうちょくにゅう)
※(一人で刀を持って敵に切り込む意から)直接に要点を突くこと。遠回しでなく、すぐに本題に入ることです。用例「単刀直入に言うと…」
※「単刀」は、1.一振りの刀、あるいは2.ただ一人で刀を振るうこと、をいいます。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~






2026-10-08

語彙力次第の漢字パズル***10月9日分解答・解説

(A) 節 
→節度(せつど)・節穴(ふしあな)・晩節(ばんせつ)
※晩節:1.晩年。 2.末の世。末年。3.晩年における節操。用例「晩節を全うする」

(B)  兄 
→兄事(けいじ)・貴兄(きけい)・諸兄(しょけい)
※兄事:兄に対するように敬い、親しく接すること。用例「兄事する先輩」
※諸兄:男性が、多くの男性を親しみや敬意を込めていう語。代名詞的にも用いる。用例「読者諸兄」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~







2026-10-06

間違えたくない言葉と表現***10月7日分解答・解説

<1>×傷がある →傷を持つ 
※隠している悪事がある、やましいことがあるのを「臑に傷(を)持つ」と言います。
 
<2>「里帰り」は、1.新婦が結婚後初めて実家に帰ること、2.妻や奉公人などが実家に帰ることですが、あくまで一時的に帰ることであり、問題のように戻らないつもりで実家に帰ることではありません。

<3> A 
※読みは「ぼくねんじん」。用例「あの男は朴念仁で困る」

<4> 引く手数多(あまた)
※用例「この分野の技術者は引く手数多だ」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~







2026-10-04

漢字の迷い道***10月5日分解答・解説

<漢字の読み書き>
(A)   そうこう ※二十四節気の一。10月23日ごろ。※牛肉などの「しもふり」は「霜降り」と書きます。
(B)   ついばむ
(C)   つぐむ
(D)   てらう ※自分の学識・才能・行為などを誇って、言葉や行動にちらつかせる。ひけらかす。用例「奇を衒う」
(E)  区々

<同音異義語>
(A)   電力の〔需用〕者 ※需用:入用であること。用いること。
(B)  〔需要〕と供給 ※需要:要求すること。必要とすること。

<どの字を使う?>
(A)小〔躍り〕する 
(B)階段の〔踊り〕場  
(C)甘言に〔踊ら〕される 
(D)胸が〔躍る〕思い
※踊る :リズムに合わせて体を動かす。操られる。
※躍る :心が弾む。跳び上がる。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~







2026-10-02

和漢の知識***10月3日(その2)分解答・解説

小泉八雲(こいずみ・やくも/別名:ラフカディオ・ハーン) 

肖像Bはモース、Cはフェノロサ。

モースは大森貝塚の発見で日本の考古学に、フェノロサは日本美術の再発見・再認識に大きく貢献した、「お雇い外国人学者」として知られる人物です。

ーーーーーーー

1850年~1904(明治37)年 英文学者・作家。ギリシャ生れ。

父がアイルランド出身であったことから英国籍となる。英仏でカトリック教育を受けた後、米に移民する。

ジャーナリスト時代に読んだ「古事記」(英訳)で日本への関心を深め、1890(明治23)年に来日。松江の中学校や熊本の第五高等学校で英語教師を務めた後、1896(明治29)年から(東京)帝国大学で英文学を講義。1903(明治36)年に帝国大学を解雇(後任は夏目漱石)された後は早稲田大学で教鞭を執るも、翌年に心臓発作で死亡。

この間、1891(明治24)年には松江の士族の娘・セツと結婚し、1896(明治29)年には日本に帰化をしている。

日本人の風俗、習慣、伝説、信仰など日常生活を見聞した体験に基づいた日本研究を深め、日本のありのままの姿を欧米に伝えた功績は大きい。また妻・セツの語る日本の民話・伝説を題材にした著作は今にいたるも日本で広く読まれている。

代表的著作、「知られぬ日本の面影」、「東の国から」、「心」、「神国日本」、「怪談」など。

ーーーーーーー

※八雲は16歳の時に左目を失明。白濁した左目を嫌った八雲は、顔の右半分のみ、あるいは両目とも閉じた顔でしか写真を撮らなかったようです。

※古事記の英訳 :バジル・ホール・チェンバレンというイギリス人がいました。明治のお雇い外国人の一人です。1873(明治6)年から1911(明治44)年までの40年弱を海軍兵学寮や帝国大学の教師として送り、その間日本の研究と海外への紹介に大きな功績を残しました。

和歌や俳句、能などその研究対象は広範囲に及んでいます。1882(明治15)年に「古事記」の英語訳を完成。来日後の八雲が親しく交わった人物の一人です。  

※帝国大学での八雲・漱石の交代人事は、高給取りのお雇い外国人教師(八雲は月俸450円)を洋行帰りの国産教師(漱石は年俸800円)に替えることで、大学が経費削減を図ったというのが理由のひとつであったようです。八雲の月俸をそのまま12倍しても5400円。実に漱石の7倍ですネ。

※小泉八雲が教壇に立った学校は、松江中学→第五高等学校→(東京)帝国大学。夏目漱石の同じくそれは、松山中学→第五高等学校→(東京)帝国大学。なんと、「江」と「山」の違いだけ!

また、八雲は帝国大学において人気があり生徒に慕われていたそうで、その分後任の漱石は当初は学生から不人気だったといわれています。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



和漢の知識***10月3日(その1)分解答・解説

1.萩(はぎ)・薄(すすき)・葛(くず)・撫子(なでしこ)・女郎花(おみなえし)・藤袴(ふじばかま)・桔梗(ききょう)

以上が、「秋の七草」といわれるものです。

2.「万葉集」に収められた山上憶良の2首の歌、
・秋の野に 咲きたる花を 指(および)折り かき数(かぞ)ふれば 七種(ななくさ)の花
・萩の花 尾花 葛花 撫子の花 女郎花 また藤袴 朝貌の花
が始まりとされています。
最初に、「秋の野に咲いている草花を指折り数えると7種類ある」と詠み、次にその7種の花を列挙しています。
朝貌(あさがお)は、現在では桔梗(ききょう)のことであるとするのが定説です。

※春の七草が七草粥にして無病息災を祈るものに対し、秋の七草は基本的にはその美しさを鑑賞して楽しむものですが、薬用などに用いるものも次の通りあります。
・葛 :葛湯や葛餅などで食用にする他、その根「葛根(かっこん)」が風邪などに効くことはご承知ですね。
・女郎花 :解毒・鎮痛・利尿などの効用があります。
・藤袴 :香りが良いため、香水に用いることがあります。
・桔梗 :痰や咳の薬として用いられています。

※撫子は、古くから女性の心を引き付ける花であったようで、清少納言は「枕草子」70段で草花について書く中、「草の花は、なでしこ、唐(から)のは更なり、大和(やまと)のもいとめでたし」と、最初に挙げています。

※「秋の七草」の覚え方です。覚えやすい方法でどうぞ。
A)「七五調」で覚える。
ハギ・キキョウ/クズ・フジバカマ/オミナエシ/オバナ・ナデシコ/秋の七草
B)「語呂合わせ」で覚える。
おすきなふくは?(お好きな服は?)
(お:オミナエシ/す:ススキ/き:キキョウ/な:ナデシコ/ふ:フジバカマ/く:クズ/は:ハギ)


100202

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



2026-09-30

使える四字熟語***10月1日分解答・解説

(A)漱石×沈流 →漱石枕流(そうせきちんりゅう) 
※負け惜しみの強いことのたとえ。また、屁(へ)理屈をつけて言い逃れることのたとえです。
晋(しん)の孫楚(そんそ)が「石に枕し流れに漱ぐ」というべきところを「石に漱ぎ流れに枕す」と誤り、「石に漱ぐ」とは歯を磨くため、「流れに枕す」とは耳を洗うためだとこじつけたという中国の故事によります。
「石(いし)に漱(くちすす)ぎ流(なが)れに枕(まくら)す」と訓読みすることも多くあります。
夏目漱石も、自身の性格を考えてこれをペンネームにしたのでしょう。
なお、元の「枕石漱流(ちんせきそうりゅう)/石に枕し、流れに漱ぐ」は、自然の中で生きるさまを言ったものです。

(B)×卒先垂範 →率先垂範(そっせんすいはん) 
※人の先頭に立ち物事を行い、模範を示すことを言います。用例「率先垂範で事故の処理に当たる」
「卒」には終わる・終えるの意味があり、「率」には率(ひき)いるの意味があります。音読みではどちらも「そつ」ですが。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~




2026-09-28

語彙力次第の漢字パズル***9月29日分解答・解説

  (A) 間 

→間者(かんじゃ)・間食(かんしょく)・巷間(こうかん)
※間者:敵方の様子を探る者。間諜(かんちよう)。スパイ。
※巷間:ちまた。世間。用例「巷間のうわさ」・「巷間伝えるところによれば…」

(B) 景 
→景品(けいひん)・景気(けいき)・絶景(ぜっけい)

(C) 能 
→能吏(のうり)・能面(のうめん)・異能(いのう)
※能吏:有能な官吏。
※異能:人よりすぐれた才能。一風変わった独特な能力。用例「異能の人物」

240814-02





2026-09-26

間違えたくない言葉と表現***9月27日分解答・解説

  <1> ×身 →腕 
※身に覚えがある:自分自身でたしかにそのことをしたという覚えがある。
※腕に覚えがある:自分の腕前・力量に自信をもっている。 

<2> 「音沙汰(おとさた)」は「便り・連絡」の意味ですが、肯定形では使いません。
「何か音沙汰があったか?」・「何も音沙汰がない」など、疑問形や否定形で使われる言葉です。

<3> B 
※駄目を押す:念のために確かめる。念を押す。
※駄目を出す:演劇などで、俳優に演技上の注意を与える。転じて、仕事などのやり直しを命じることです。Aのような場合には、このフレーズを使うことになります。

<4> 〔尻馬(しりうま)〕に乗る
※用例「尻馬に乗って騒ぐ」
/「口車に乗る」は単に「騙される」の意味ですから、正答にはなりません。


240814-02



和漢の知識***11月3日分解答・解説

1)1.重要文化財  2.文化財保護法  3.重要文化財 2)B) 約1200件(正確には1150件) ※内訳は、美術工芸品916件・建造物234件です。(2026年10月現在)   3)A)東京都  B)京都府  C)奈良県  ※3都府県の内訳、それぞれの特徴が出ていますね。 ...